一、大会の状況
大連大学では、大連大学主催、大連大学日本言語文化学院共催、中国日本語教学研究会・大連日本語教学研究分会・日本国在瀋陽総領事館大連出張事務所・大連日本商工クラブ・ジェトロ大連事務所・(金沢)日本海国際交流センター・北京外国語教学と研究出版社・大連理工大学出版社・大連大学日本留学同窓会等の協賛で、第1回「日本言語文化研究国際フォーラム」を開催し、「日本語学・日本語教育・日本文学・日本文化とコミュニケーションの研究と教育実践において中国・日本・韓国の研究者が協力できることは何か」というテーマで三カ国の研究者の方々にお集まりいただいて、基調講演と分科会発表が行われ、さらに二十一世紀における実用的なマルチ型日本語人材の育成に向けて、従来型の日本語教育のあり方への総括と反省の場として議論をし、その解決策を探って見ました。
一、日程と参加者及び結果
7月23日(金)~25日(日)という三日間で、講演会、研究発表会、日本民謡コンサート、日本映画上映会、特別講演会、金石灘国定リゾート地・市内・旅順見学、中国日本語教学研究会常務理事会などを行われました。
参加者は日本側学者30名、韓国側学者3名、台湾地域学者3名、中国側学者100名の計約140名でした。参加者はそれぞれ得るものがあり、一応満足の行く大会であるという反応でした。
このように、従来型の日本語教育への反省及び実用的なマルチ型日本語人材の育成の方法論探しという本フォーラムの目的が基本的に達成され、大連及び大連大学をアピールするという効果もあったと思われます。
御後援者と参加者の皆様に心より御礼申し上げます。
大連大学学長補佐・日本言語文化学院長 宋 協毅
2004年7月25日